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<勝手にコラム>アマムエタイの強さの考察

まず、最初にキックボクシングのプロの選手が「えっアマムエタイですか?僕はプロですよ!」。。。
なにか勘違いしています。アマとは言っていますが世界王者のタイトルを持つ強豪がひしめく最強の世界組織に育ってしまいまった。アマムエタイ。
新日本キックの深津選手はこう発言したそうです。
「なにいってんだよ。すっげー勉強になるんだぜ、アマムエタイ。」

 2006年は48カ国の参加で幕を明けました。北の各国では各地域で予選大会が行われ、国内では最大規模といわれる国内代表者決定トーナメント大会を開催し、それらの国内最強決定トーナメントで優勝した人のみが国を代表して参加できるのがこの世界大会なのです。

ですのでプロの国内王者、プロの世界タイトルを持つものがごろごろ出てきます。
ロシアには30万人、ベラルーシには20万人、ウズベキスタンやトルコにも数万人のアマムエタイの選手がおり、さらに登録すらされていない選手を含めるとおそろしい数のジム生の中から各国代表が選ばれているのです。

はたして日本のキックの競技人口はどれほどでしょうか?
これでは日本の各キックボクシング連盟や協会などの日本王者が全階級参加したとしても決勝に残れるのは3人に1人いるかどうか? ??
これがこのアマムエタイの世界大会の実情です。
できれば各プロ組織の同階級の王者すべてでトーナメントを行ない日本の代表者を決定し、世界大会に日本代表団として参加してみたいものです。

プロとアマの技術の違い?  
それはプロの試合の場合、数回のパンチキックをあて効かせればあとは適当に逃げていても勝てる事が有ります。しかしアマムエタイの試合の場合、強打だけの選手では試合に勝てないケースが多くなります。3ラウンドを通じて総合力が求められ、防御技術が優れている事が必須で、その上でクリーンヒットを数多く生み出し、コンビネーションも必要とされます。もちろんKOでの決着もありますが、美しく華麗に勝てなければなかなか勝敗までたどり着けないのがアマムエタイだといえます。技術レベルでは、間違いなく世界最高峰の大会でしょう。
より高い「頂き」を選手には目にして大きく羽ばたいて頂きたいものです。
日本王者でも勝てない世界がそこではみられます。

なぜ、アマムエタイに世界の名だたるプロ選手が参戦しているのか?
ロシアでは金メダルを取ると300万円、トルコでも金メダルをとると200万円の賞金が与えられます。相当数の国のオリンピッ委員会からお墨付きをもらっているのです。いままでのアマムエタイ参加選手には日本でも有名なブアカーオやミレギウスモカビュシス、アレクセイイグナチョフなど多数おりますが、今のアマムエタイのレベルの上昇からしますと今後のK-1や世界のタイトルを取得するのは、このアマムエタイのメダル取得選手のオンパレードになってしまう可能性があると言えるでしょう。
アマムエタイで優勝するということは、それ以上に価値のある事なのです。

なぜ、このようなことを書いているのか? それは日本選手団としてアマムエタイに参加すると本当に選手のキック人生にとっても勉強に成る事を訴えたいからです。本当に自分で実感し目にする世界の壁の高さ、日本タイトルより先にある世界のレベルを知り、リアルな立技最強の世界での戦いに実体験を通して触れて頂く事でその選手の大きな糧となり、人生の貴重な経験をしていただければと思っています。

私たちは此の事を選手の皆さんやジムの会長にもご理解頂き、いろんな団体や垣根を越えて、日本の勝利のために参加選手の門戸を開けてお待ちしたいとおもいます。

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