決勝戦
12日から続いたムエタイボラーンのアマチュアの大会も昨日の決勝戦で幕を閉じました。
日本ナショナルチームは今回大学生の学生キックボクシングの3名で世界を相手に健闘しました。
決勝に残ったのは57kgの丸吉選手で相手はタイ人でキャリアもテクニックもある選手です。
序盤から自分の攻撃を貫く作戦で臨んでみましたが、相手は準決勝の時とはスタイルを変えサウスポーになっている。前蹴りやジャブを主体に勧めようとしていた丸吉選手は左主体の攻撃から右主体の攻撃に変更せざる負えない状況に戸惑う。
2R目に入りタイ人の強烈な左ストレートが丸吉の顔面を捕えダウン。鼻血を出しながらも立ち上がる丸山だがかなり効いているが、何とかこのラウンドを持ちこたえる。
3R鼻血が止まらないのでドクターが入るが、試合続行で丸吉は試合を組み立て考えながら攻撃するもタイ人はポイントを取ったので無理せずアウトボクシング。
勝つ為の試合の組み立ては一流のタイ人、丸吉の健闘虚しく判定負けしたが、この一戦は本人にとって大きな進歩の一戦であった事は間違えない。
小嶋選手、狩野選手も健闘し銅メダルに。今回は全員入賞という形でアマチュアの試合は終わりました。明日からプロアマとプロの試合です。
引き続き頑張ります。